Case Study

Night Design

夜間遊休資産の「お寺」を活用し、その土地にあった地域活性化を実施──煩悩 #BornNow 2019

Point

・夜の時間に利用されていない「寺」に新しい世界観を出現させる体験型フェスティバルをつくった

・「新しい夜のアクティビティをつくる」ことに留まらず、地域関係者や行政との綿密な調整を重ね、より公益性の高いイベントを目指した

・2019年の動員数は約1600人となり、音楽好きの若者、地域住民、渋谷区の行政・企業の担当者など多くのステークホルダーから評価された

Summary

煩悩 #BornNow は、夜間遊休資産である「寺」に今までにない世界観を出現させ、新たな感覚を楽しんでもらう体験型フェスティバル。その世界と出会うことで「生まれ変わる(BornNow)感覚」が味わえる。そんな時間体験を目指しています。

①「年齢や性別、出自に関係なく誰でも立ち寄れる場」という、寺が本来持っていたコミュニティの場としての機能の復活、②カルチャーを通じた遊休資産活用への貢献、③来訪者への新しい時間体験の提供、の3つを目標にしながら、2016年から毎年開催してきました。

2019年度は、AbemaTVと(公財)日本財団の共同企画「10億円会議 supported by 日本財団」の支援を受け、渋谷区で実施することに決定。これまでよりもさらに公益性をもって企画を組み立てていくことが求められていました。

2019年度のコンセプトは「夢うつつ」。時間により移り変わっていく渋谷の街を体現したイベント設計を実施しました。地域関係者や行政との綿密な調整を重ね、より公益性の高いイベントを作り上げました。

当日動員数は約1600人となり、音楽好きの若者、地域住民、渋谷区の行政・企業の担当者など多くのステークホルダーから評価されました。

企画当初から特に意識していたことは以下の3点。

①渋谷というカルチャーの発信地で開催するのに見合う質のコンテンツを提供

②一過性で終わらず渋谷区のナイトタイムエコノミー推進に繋がる流れづくり

③より多様な人が参加できる仕組みづくり

企画チームがロケハンする中で、会場が繁華街から道路一本入った静かな空間に存在することを発見。賑やかな渋谷との対比を強調し、「夢うつつ」をコンセプトに定めました。ブッキングしたのは、シーンの「今」を体現するアーティストたち。時間の流れと渋谷の空気を掴んで幻想的な空間を仕上げていきました。

また、今回は同時期に開催されていたソーシャルデザインをテーマにした都市フェス「Social Innovation Week Shibuya 2019」とタイアップ。本堂の横では渋谷区ナイトアンバサダーのZeebra氏や渋谷区観光協会理事長の金山氏とともに、渋谷のナイトタイムエコノミーの可能性を論じたトークセッションを行いました。

The Challenge

「寺」に対して夜間遊休資産という視点がこれまではなかったので、その活用方法のひとつを提示し、夜の時間でのアクティビティを増やすことに成功しました。また、民間企業が主導となり、都心で大きな音を出すアクティビティはこれまで存在しなかったので、騒音管理のためのケーススタディとなりました。

Approach

・音楽フェスティバルの企画制作運営

Result

夜間遊休資産であるお寺を活用し、その土地にあった地域活性化のかたちをつくりました。

Credit

主催:煩悩 #BornNow 2019 実行委員会

企画制作運営:(同)NEWSKOOL

共催:(公財)日本財団

後援:Social Innovation Week Shibuya 2019

企画プロデューサー / PR統括:鎌田 頼人

制作プロデューサー / 運営統括:木村 亮裕

ブランドマネージャー:富永 茉由

アーティストリレーション:菊田 裕史、伊東 龍太、新垣 隆海

デザイナー:佐々木 瑠世

空間設計:楊 光耀

メディアリレーション:田中 佳佑

Special Thanks:出演アーティスト・クリエイターの方々、学生団体 夢人、流石創造集団(株)、南命山無量寿院善光寺、(株)huez、(株)RTT

Keywords

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