The Challenge
The Challenge
渋谷をおとずれるハロウィーン参加者に、マナーを守って楽しんでもらいたい
The Outcome
The Outcome
スクランブル交差点で放映する啓蒙広告とキャンペーンサイトの企画制作
Outline
Outline
2010年代から、10/31の渋谷には仮装を楽しむ若者たちが見られるようになりました。思い思いの衣装で祭りを楽しむ若者がいる一方で、マナーを守れないモラルに反した方々の迷惑行為によって渋谷ハロウィーンはニュースに取り上げられるほどの社会問題となっていました。
渋谷の観光産業に携わる(一財)渋谷区観光協会は、渋谷の街に訪れる全ての方に渋谷にプライドをもってハロウィーンを楽しんでほしいという想いを込めて啓蒙広告キャンペーンを展開しました。
NEWSKOOLは、ターゲットである若者を把握しコミュニケーション方針を決めるためのヒアリングを実施したうえで、コンテンツの整理をおこない、広告制作とキャンペーンLP制作を実施。「ハロウィーンを渋谷の誇りに」というコンセプトのもと、著名人のリアルな想いを届ける提案型のコミュニケーション設計を行いました。
プロジェクト概要 |
---|
支援内容 コミュニケーション方針策定 広告設計 WEB情報設計 開発 体制 パートナー:(一財)渋谷区観光協会 プロデュース:Zeebra、渋谷のあっくん プロジェクトマネジメント:鎌田 頼人、富永 茉由 デザイン:稲見 祐治 WEB開発:伊東 龍太、丸山 直樹 撮影・編集:竹内秀光、(株)MOMENT TOKYO 特別協力:著名人の方々 |
Outputs
Outputs
ヒアリングを行った結果、注意喚起のメッセージだけでは自分ゴトとしては捉えられずスルーしてしまうことがわかりました。そこで、街頭広告用15秒動画を制作するとともに、メイキングムービーとして著名人自身の言葉を前面に押し出したウェブ広告を制作することにしました。また、特設サイトでは、観光協会の思いや禁止事項がポップかつわかりやすく伝わるよう、デザインしています。
Points
Points
シビックプライドに訴えながら、守るべきルールを厳格に提示する
行政にヒアリングを実施したところ、可能なかぎりハロウィーンを過度な規制や禁止したくはないということでした。ハロウィーンを文化として存続させていくためには、街を背負っているというシビックプライドをもってルールを守ってもらうことが必要だという意見がありました。
そこで、2つのキーメッセージがでてきました。
①マナーを守って遊ぶ方がかっこいい
②渋谷のハロウィーンは今後10年続く文化になるポテンシャルがある(だからこそ守りたい)
このメッセージに賛同し、渋谷観光大使兼ナイトアンバサダーである Zeebraさんと渋谷のあっくんの声かけにより多くの著名人にご出演いただきました。
完成した啓蒙広告は渋谷の街頭ビジョンやAbemaTVなどで放映されました。